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日常のメモをしている

ドワンゴの新規教育事業、通信制高校について思ったことメモ(大学で教育について学んだことを通して)

教育実習の感想や考察を色々書いてはみたんですが、つい先日ドワンゴの(真の)通信制高校の発表がでて、うまくまとめれなくなった感じです。

ed.kadokawadwango.co.jp

 

僕が中学高校の頃には、「すべての授業がインターネットで受けれればいいのに」と強く思っていましたし、大学の間もずっと思っていました。教育の授業や教育実習に行くにあたっても、この考えは本当に正しいのか、という思いで受けましたし、この発表が出る前である教育実習直前にFacebookでもそのことを書いていました。ですから、ドワンゴ通信制高校を発表した時に、まさにピンポイントの話が出ていて、本当に驚きました。地でやりやがった!と。

文章でまとめれなくなったので、雑多とした箇条書きで、まだ草案、メモの状態ですが、書いておきます。元々はノート3冊半からのまとめなので、これでもかなりまとまっているんですが…。

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高校の時に授業はインターネットでするべきだと思っていた理由 

  • 学校に行かなくてよく、合理的
  • 制服などの規則・雰囲気に縛られない
  • 自由に、一番学べる体制で学べる
  • 自分の学習ペースで学習を進めることができる
  • 学校では学ぶことの出来ないことが学べるのではないか

この辺、「ユーザー各々のペースに合っている」という議論で、少しだけ

ニコニコ静画にコメントを流すのがぎこちなくなる理由とか。 - north-memo

と考え方が似ている。生徒はユーザーだが、この教育事業は「サービス」と考えることができるか。

 

大学の教育の授業で学んだこと

  • (教科)教育に求められることは、時代によって周期的に変化している
    • 「先人の知恵・知識を受け継ぐ」というものと、「それを社会的に活かすことができる」というものがあり、教育の歴史を見ると、それは周期的にどちらかに寄るように変化している。
  • 教育の多面性
    • 教育は教科指導だけでなく、人間的指導も含まれていて、教科指導と同じ、もしくはそれ以上のウェイトを占める
    • 人間的指導はある程度方針や教育理論が確立されている。
    • 生徒の多様性により柔軟でなければならないので、裁量も多く難しい

 

考えたこと 

  • デジタルは符号化であるので、アナログから情報が削ぎ落とされる面がある。
    • 人間的指導は、人間対人間でないと伝わらない面や、オンライン(つまり何かデジタルが媒介する状態)では十分に柔軟でない面がある。
  • 多分教科教育に関しては、インターネットによる教育のほうが効率的な面がある。
  • ただ、「なぜ人間的指導は高校まで行うべきなのか」はまだ理解できなかった。
  • 日本の「教科」教育の平均が世界でも高いのは、カリキュラム、つまり教科書と、教育制度による教育を受ける機会の均等化によるもの
  • 教育界は、まだ教育界で考えが閉じていることが多い

 

 

教育実習に行って感じたこと

  • 学校教育では、基本的に人間的教育と教科教育はほぼ常に両立して(もっと言えばハイブリット的に)指導を行う。
    • 例えば授業では、教科を教えるだけでなく、その中で生徒対生徒、生徒対先生のコミュニケーションや、生徒の感情に十分に配慮する。
    • コミュニケーションがあると、それに教科教育をのっけてあげるイメージで、双方向、というよりも、生徒が自発的に物事を解決する動線をスムーズに張れる。
    • これによって、問題解決能力を身につけさせることができる可能性が高まる。
    • 「問題解決能力」と「知識や技能の多さ」は別の次元であり、育て方も別次元で考えなければならない。
    • 要するに、その単元の肝を生徒側が自発的に導ける動線が必要であり、それを引くにはコミュニケーションがあったほうが円滑である
    • ↑はプリレンダ(従来の映像による教育)では難しい。
  • 以上を踏まえ、今回の教育実習では、なるべく学校だからできる授業を展開するように心がけた
  • ↑学校だからできる授業????????←どうしてこんな項目を建てたかというと、そもそも学校だからできるということを追求しても、それは作り手の問題であって、使う人には必要でないかもしれないから。どちらかというと、学校のほうが「便利、効果的」というようなことをやらなければならない。(今回は一応出来ていた)
  • 人間的指導に関することもたくさんやったが、今回のテーマには交わらなかったので省略
  • ただ、ひとつ言えるのは、高校生はもう大人のようだが、教師や環境によって性格がどんどん変わる未成熟な状態である。
    •  高校でもなお人間的教育が(当然小中よりは薄くしても良いが)必要。
  • 端的にまとめるとするならば「予備校・塾講師≠学校教師」であり、「予備校・塾で教えてたから教育実習なんか簡単だろと思っていた人が痛い目を見る」というのが教育実習である。
  • 教師は専門職である

 

自分の小中高を振り返って

  • 「人間的教育と教科教育はほぼ常に両立して(もっと言えばハイブリット的に)指導を行う」というのは非常に高度な技術であり、難しい。
    • 自分が出会った教師は、すべて↑が出来ていた。
    • 自分が小中高ずっと通えた理由であり、非常に幸運であった。
  • 「この学校に通ってよかった」と思う理由に、純粋に教科教育にカテゴライズされるものは少ない。
    • 人間的なものが多い
    • ただ、これは高校によらない(気がする)

 

インターネットの教育を考えると… 

  • 「立場をわきまえた」教育が必要
    • インターネットは手段として一度デジタルによって符号化することで効率化を図るもので、その他の情報は落ちていることがあるので、それに注意をする。
  • 「学校教育の再編集」ではなく、新たなクリエイションが必要である。
    • 言いたいのは、学校教育の再編集では、インターネットを使った教育はほぼ不可能ということ
    • 教科教育と人間教育の両方の側面で社会システム全体から見て考えなおす必要がある
  • 「行ってよかった」と思える高校を作る必要がある
    • 教科教育だけでない付加価値が必要不可欠である
  • 僕はこれに参画したいのか?
    • 非常にエネルギーと熱意と覚悟がいるが、やりたい。
    • (なぜか)僕がインターネットで授業を受けられたらいいと思う理由の最後「学校では学ぶことの出来ないことが学べるのではないか」はほぼ今回のドワンゴ教育事業に一致している。
    • 自分が中高大と思っていたものの解決である可能性
    • 教科教育の効率化(ネット授業やアプリによる教育など)ではなく、「高校」という教育機関を作っているということ
    • いわゆる「一流」の仕事に近いかもしれない
  • もし対象が異なるのであれば、僕は向いていないのかもしれない。
  • 人を育てるということは、哲学が必要… 

 

 

まだうまく自分でも結論が出せていないし、ブラッシュアップ出来ていないので、この話題はもう少し考えたい。

正直、本音は一番最初の「高校の時に授業はインターネットでするべきだと思っていた理由 」に集約されていて、これが結論になってくるのかなとも思う。

最近話題になっているMS(P)ゴシックについて少し書く。

参考

デザイナーはなぜMS Pゴシックを使わないのか? - エディトリアルデザイナーに聞いてみた | マイナビニュース

MSゴシックはダサい、と言う気にはなれん - HatenaDiary id:Narr

記事だけでなく、ブコメも参照されたい

 

MS(P)ゴシックがダサいだの、ダサくないだの、いろいろ議論があっているようですが、そもそも「ダサい」という価値観で図ることが非常にダサいと思っているので、そのうちちゃんと書きますが、ここで少し書きます。
フォントは、「文字の声色」と思うほうが良くて、声優さんと思うほうが良いです。どんな人の声でも、それに合う「シーン」があって、ダサい、ダサくないの価値観で言うなら、「シーンに合っていない声色を使う」ことがダサいわけで、その声色自体はダサいとは言えません。
具体的に言うと、アナウンサーの声は、そのままプリキュアに起用することはできないと思います。ただ、逆にプリキュアの声優さんをニュースに起用するのはおかしいです。同じように、MS(P)ゴシックを喫茶店のポスターに使うことはあまり好ましくないですし、モリサワ タカハンド(各自調べてどうぞ)を事務文書に使うことは好ましくありません。ということです。
声優の場合、なぜ好ましくないのかということを考えると、「声の高さ」「抑揚の強弱」「声のかすれ具合」など、様々な観点があるように、文字にも「字面率」「コントラスト」「ふところ」などなどの観点がちゃんとあります。重要なのは、最初にも書いたとおり、それらをどのシーンに使うかということのように思います。
MS(P)ゴシックがダサいなどなどの意見が出てくるのは、確かに字形(声色)としては、非常に地味な部類ではありますし、文字ごとに太さやセリフの規則がバラバラな箇所、造形として不十分なものも少しあります。後者は要改善ですが、前者をダサいとしてマイナスの表現をするのはちょっと違うというのと、「ダサい使われ方」とセットにされた印象もあるのではないでしょうか。

ThinkPadX200sを買った。

愛機であるMacBookProの液晶が割れてしまったり、いろいろだめになって、使えることは使えるのだが、持ち運びは不可能になってしまった。

新しいPCを探していて、まったくお金がないので、中古で探していたら、よさ気なのがあったので、購入することにした。

 

ざっとしたスペック

CPU Core2dDuo

SSD 64GB

メモリ 2GB + 4GB (一方のメモリを自分で2->4GBに変更。XP32bitなので認識はされない)

解像度 1440 x 900

重量 1.3kg

値段 送料含め14000円

 

使った感想

  • 軽い
    今まで2kgオーバーのを持ち運ぶ生活だったので、非常に軽さを感じます。厚さは少し厚めですが、十分入ります。丈夫そうだし、かなり使えそうです。
  • そこまで動作が重くない
    XPしか検証していないのでまだ十分にわかりませんが、動作は動画も見れるし、見ながら作業もできるし、たまに動画流しながらだとテキスト変換が重いことがありますが、時々なんで、そうストレスでもありません。ネットブックではかなり良い感じです。ソフトの互換性もある程度あるし。
  • バッテリもつ
    6セルですが、6時間弱ぐらい持つんじゃないでしょうか?十分です。
  • 液晶必要十分
    少し劣化してへばっており、当然デザイン作業には使えませんが(使うつもりない)、ドット欠けも無く十分実用的です。解像度も12インチに対して、ちょうど良いです。
  • キーボード使いやすい
    何気に初ThinkPadなんですが、キーボードの打ちやすさは定評どおりです。トラックポイントは、マウスが使えない環境では使えますが、正直僕はマウスの方が使いやすいのでBluetoothでマウスつないでいます。
  • 矢印キー付近にあるページ遷移キーは正直不要
    誤タッチ多くて、このブログを書いている途中にもやっちゃうことがある。無効化か矢印キーに置換したい。
  • ファンがどこにあるのかわからない
    ファン音があまりに小さく、ファンの位置がわかりません。すごい。
  • 思いのほか良いデザイン
    すごくシンプルで、天板の質感が良いです。ステッカー貼りたい欲に駆られていますが、手持ちのステッカーが旧Amebaロゴのしかないのでまだ貼れません。一応Appleシールがあまっていたので張っておきました。

やったこと

  • メモリ換え
    2GB+2GBの2Rx8 PC3がついていて、幸運にも前使っていたHPのノートに2Rx8の4GBがついていたので、一方の2GBのと換えた。ただ、XPは32bitなので認識されない。本命はUbuntu14,04 64bitなので、真価はそこで。
  • SublimeTextインストール
    エディタが要って、Atomを入れたかったけど、XPには対応していないようなので、SublimeTextをインストールすることにした。
  • Firefox
    Chrome入れようとしたけど、入っていたIE7ではhttpsにアクセスできないのか良くわからないがはねられたので、先にFirefoxを入れた。
  • Google Chrome
    Firefoxからアクセスしていれた。良い。
  • Ruby 1.9.3
    2.2.2が最新版のようだが、これまた入れたら何か無いものがあったらしく、解決にはXPのCDが必要とのことなので断念。代わりに1.9.3を入れた。RubyInstallerから。
  • メイリオ
    ClearTypeでまぁまぁきれいに表示されるので。あとMSゴシックはモダンブラウザで文章を読むのにはあまり適さない。欧文にはClearTypeが効いているのに、日本語はビットマップというのはなかなかストレスだった。
  • SourceCodePro
    いつもエディタのフォントはAnonymousProにしていたのですが、細めのがほしいと思って探したところ、SourceCodeProを使う事にしました。(ProというとProportionalを想像してしまうので、MonoSpaceフォントでないと思ってしまった。)良い感じです。iなどの字形に癖がありますが、まぁなれました。

 

できなかったこと

  • Google日本語入力
    IMEがそこまで良くないので、Google日本語入力をインストールしようとした。もうXPはサポートしていないらしい。
  • GDI++ Helium
    前、Vistaを使っていたときに大変お世話になったツールで、MacTypeは中国産というところが好きでなかったので、GDI++をインストールして、メインUIはうまくアンチエイリアスしてくれたが、Chromeは独自の文字処理をしているらしい(これはそういえば、当時も問題になっていた)らしく、どうiniファイルを調整してもChromeではうまく表示できなかった。確かChrome18以降でだめなのか。

 

やりたいこと

  • Ubuntu14.04インストール
    SSDが64GBしかないので、気をつけてパーティション分けたいです。先輩からモダンWeb開発をするのにWindowsを使うのは罰ゲームと聞いたので(実感した)本命のUbuntu14.04を入れることにします。DVD入らないので、USBブートで入れます。届いた即日にやりたかったのですが、家のADSLでは不安で学校に行こうと思ったら大雨だったのでやめました。

 

全体的な感想

非常に学生に優しいお値段で、十分使えるので、とてもお勧めです。

ブックマークレットによる、お手軽エコノミーモードボタンの作り方

実家の回線は未だに時代遅れ感のあるADSLであり、100kB/sでなんとかやっている。

ここで問題なのが、おなじみニコニコ動画を見るときに、エコノミーモードでないと過多になってしまう。

来年運営の癖に、ずっと一般会員なので、ゴールデンタイムはエコノミーモードだから見れるが、うかつに夜中とかに見ると、通常画質になってしまう。

最近javascriptを学び、そういえばブックマークレットjavascriptが使えると思い、作ってみることにした。考えてみればすごくすごく簡単なので、丁寧に説明する。

 

まず、知らない人向けに。ニコニコ動画の動画はアドレスの後に「?eco=1」と入力(例:http://www.nicovideo.jp/watch/sm25815167?eco=1)すると、エコノミーモードになる。これは実はよく知られているものだ。

 

よって、
「現在のページのアドレスを取得」→「javascriptでそのアドレスの末尾に?eco=1と付け加える処理をする」
これだけでいいようだ。

 

コードは非常にシンプル。
javascript:document.location.href += "?eco=1";
となる。

これをブックマークの新規作成し、アドレス欄に上記のコードを入力すれば、エコノミーボタンの完成だ。

 

今度はクローム拡張機能で「いつでもエコノミーモード」ボタンを作ることにしたい。

初心者のコーディング環境

僭越ながら、サークルに入ってきた1年生のHTML/CSS講座をやることになった(した)ので、初学者用のエディタを探していた。

目的は

  • 部のサイト更新が柔軟にできる
  • 部の活動の一環としてWeb系の開発などもいいかも

という感じだ。

基本的に自分はあんまりエディタにこだわりがなく、必要であればvimSublimeもメモ帳もCrecentIveも秀丸でもさくらエディタでも、そんなに開発スピードを強いられないので適当に使っている。(現在はSublimeTextを使っている。Ubuntu使っていた中学高校の頃はvimを使っていた。)(Emacsだけはキーバインドになれないため敬遠しているが…。)

 

しかし、初心者のエディタを選ぶとなると、少し難しい。

「大したことをしないんだから、なんでもいいだろ」という声が聞こえてきそうだが、そうではないと思う。初心者だからこそ、一番使いやすいエディタが使える方が良い。

 

さらに、僕はコーディング初心者のエディタに依存する癖の大きなものとして、以下の2つが挙げられると思う。

  • 黒い画面だと敬遠しがち(分からないという)な傾向
    というか、黒い画面に憧れ欲しいという個人的なもの
  • インデントが適切に付けられない
  • 拡張しようとはしない
  • GUI以外からのインストールは出来ない

インデントは、自分でつける訓練をさせたほうが良さそうとの意見が出そうだが、エディタで勝手につけることによって、常にお手本(に近いもの)を見ることができる。その上で、ある程度インデントが付けば、見難いものは個人で調整したりできる。

そして、僕が期待するのは、自動インデントがつかない環境(vi,geditなど)で、インデントがつかない違和感が自然発生的に生まれ、自分からインデントを付ける=インデントを付ける意味を理解できるということだ。

その上で、最初からある程度使いやすくなっており、インデントが勝手について、黒い画面という条件を満たすSublimeAtomまで絞った。

Windows環境ではSublimeテキストはIME Supportを持ってしても、位置のズレだったり、違和感があったので、違和感の少ないAtomにした。

 

ニコニコ超会議2015に参加してみての感想(非運営として)

最近は,いろいろブログに書きたいことがありますが,まずは直近の超会議を.

4/25, 4/26に開催されましたニコニコ超会議に行ってきました.
なんだかんだで,今まではニコ生からしか見ていなかったので,リアルに行ったのは初です.
全体的な見通しから言うと,非常に楽しく,カオスで,文化的に面白いものから,技術的に面白いものもあり,発見が多い,僕にとっては宝の山のような世界でありました.

回りきれなかったブースも当然あるのですが,見ていくことの出来たブースをおさらいしてみることにします.

1.入場口

どちらもとても並んでいました.25日は,飛行機の都合もあり13時頃行きましたが,それでも入場口にはかなり並んでおり,結局入ったのは13:30頃でした.26日は,朝から並びましたが,約1時間半待ちでした.
イベント入場口に入る際,長い長い列ができているのですが,自分なりに速く会場に入る手段を考えて見ました.
まず前提として,下の図のように,列の幅が広く,その為か人の流れは川の流れのように,外周が速く,内周が遅いようでした.f:id:ln_north:20150428174212j:plain
よって,それを下の図のようにつなぐと,一番早く行けるような気がしました.f:id:ln_north:20150428174217j:plain
実際このルートで行った所,かなり速く行けたように思います.距離を最小にすることと,流速の早い所に乗るのがコツのようでした.コスプレしていた人を目印にしたのですが,30分で50mほど速く行くことが出来ました.

2.企業ブース

たくさんありすぎて素通りしてしまったところもありましたが,超ニコニコ交番と超お休み処は見ました.今回初出展の警視庁のブースである「超ニコニコ交番」では,痴漢冤罪対策やその他犯罪防止についての取り組みなどが紹介されていました.自分が行った時点では人が少なかったようでした.もうちょっと吹っ切れることができればよかったのかも知れませんが,そうも行かないようです.CyberAgentのGF(仮)が行う「超お休み処」では,まさかの足湯が本当に設置してあり,足湯を体験することが出来ました.ただ,結構人が並んでおり,それで足が疲れて±0なところもありました.

3.超歌ってみた

プロや歌い手の他に,一般参加もあっていたようでした.あんまり上手くない(すみません…)歌唱もそれはそれでコメントは面白がっており,会場も盛り上がっていたようでした.面白かったです.

4.超年表

ニコニコの歴史がずらっと書いてありました.僕も,ユーザーになった日と,運営になることを目指した日,そして運営になることが決まった日,これからの目標を書いてきました.

5.ニコニ立体写真

すごく興味深かったブースの一つです.自分自身が最近Kinectをやっていることもあり,てっきりKinectを使っているとばかり思っていたのですが,そうではないようでした.ユーザー側の深度は読み取っていないようでしたが,ユーザーが前後に動いていたらアクターも前後に動いていたので,人の大きさを認識してある程度深度はとっているのかなとも思いましたが,果たしてどうなっていたのでしょうか・・・?じっくり観察してみましたが,よく分かりませんでした.入社したら聞こう.アクターが動くと,中のMMDが1秒以内にレスポンスを返していたのにびっくりしました.処理するやつのスペックどの程度なんだろうか.不思議がいっぱいのブースでしたが,自分でも暇があったらKinectで同じようなのを作ってみたいと思います.

6.超プロレスリン

どうやら小林幸子さんが出演されていたようでした.「お,本物かよ」と思わず口に出てしまいましたが,いい感じでボブサップを倒していました.普通のプロレスもあっており,他の興行とは違う迫力があり,とても面白かったです.

7.超ギネス記録チャレンジ
ずっと階段昇り降りしていて,自分はしたくないなと思いました.まわりの運営さんのノリが非常に良かったなぁと思います.

8.ニコニコ超神社

動く歩道のように,人が絶えず流れていくものだと思っていましたが,一人ずつ流れていく規格のようでした.「オフパコ希望です〜」の女子高校生に見える方のコメントにアナウンサーさんが反応に困っていたのが非常に印象的でした.

9.ニコニコ静画のお絵かきチャット

他の内定者と一緒に訪れ,あるキャラクターを書きました.書いてるパネルの横にはコメントが流れており,結構喧嘩腰のコメントが多かったのに少し笑いました.

10.超FacePaint

当然,来年はデザイナーの立場ですから,注目していて,結構長めに見ました.実際に描いても貰いました.肌に塗られる感じはなかなか慣れませんでした.あと,普通に知っている人がほとんどだったので,かなり驚かれました.予想以上に人が来ているようで,120分待ちというディズニーでも超人気アトラクションに入る部類の密度のようでした.そう考えると,タトゥーシール的なものを予め作成し,流れ作業で貼っていくのも良かったのかも知れませんが,「デザイナーの企画」であるから,やっぱりデザイナーの技量を見て頂きたいし,全員本当に中でデザイン業務をしている方なので,そういう方とユーザーが実際に近い距離で話すという行為は非常に重要で,いい企画だと思いました.実際に何を話したかは事細かく聞いているわけではありませんが,絵を描いている最中に世間話をしている姿が多くありました.全てにおいて,非常に丁寧な対応で,ブースから出てくる人の表情は非常に良かったです.写真の枠とかあれば面白かったかなぁ….ニコプリとか持ってきても良かったのかも.
個人的には,一つは,もっとドワンゴのデザイナー感を押し出して,「バイトで雇ってる人とかではなく,ニコニコを作っている人が書いてるんだー!」感が出ていればもっと良くて,もう一つは,生放送レーンを設けて,特にイラストの得意な方を配置し,あちらのお客様からサービスを設けたり,コメントで会話したり,有名人にフェイスペイントをするなどなどを設けても面白そうなのかなと思いました.今年これが出来たことには,非常に大きな意味があると思います.ぜひ来年は大きなコンテンツにしていけるようにしたいですね.

11.日本アニメーター見本市

日本アニメーター見本市に出てきている原画がめくれるコーナーです.実際にはPCでWindows標準のビューアの左右キーでパラパラを表現していたようでした.一枚一枚興味深い絵ばかりで,特に各作品爆発シーンがあって,その描写が細かいこと細かいこと.どうしてそれで爆発に見えるんだろう?と何回もめくり直していました.また,キャラクターがふっとばされるシーンは,原画で見ると,本当に迫力がありますね.CGでは,コマを増やしたほうが,当然よりリアルな表現になりますが,アニメでは,コマを抜くことでよりダイナミックな表現,時間のディフォルメといいますか,ふっとばされる過程においても重要な吹っ飛びコマだけが書かれており,よりリアルというか,リアル以上のものがあって,感動させられるような表現でした.
また,Oculus Riftの展示もあり,実際に除いてみましたが,想像以上の視線移動に対するレスポンスで,思わず「おおおおお」と声を上げてしまいました.また,リアルなCGではなく,アニメの密度の絵でOculus Riftに包まれると,なんだか現実とは違う次元に頭を突っ込んで見ている様な感覚でした.ただ,頭上の上に何か降ってきても,まだ距離が遠いように感じました.調整次第でどうにかなるものなんでしょうか?

12.大相撲会議場所

これはすごい,リアルSUMOUは,もはや相撲じゃないですよね.ただ,あのリアルタイムレンダはどうなっていたんだろう.CGにもとても力が入っていました.人も大勢集まっており,注目されるコンテンツの一つだったように思います.ただ,相撲は素人にわかりにくい部分も多く,リアルSUMOU以外では,コメントがやや盛り上がりに欠けるようでした.仕方の無いことだと思いますが….しかし,これこそリアルの特権で,リアルで見る相撲は,画面で見る相撲とは全く迫力が違います.会場での盛り上がりは,リアルSUMOU以上のものもありました.また,天井からのカメラが新しい表現で,最初はCG用だと思っていましたが,天井から相撲を見るカメラワークも面白いと感じました.

13.超言論エリア

僕が個人的に一番おもしろいと思ったのがこのブースです.比較的堅めの話題を扱うブースであり,最初少し閑散としてしまったことから「休憩ブースこと,超言論エリア」と呼ばれる一面もありましたが,扱う内容と,そこで出た化学反応的や進行具合は面白く,多くのニュースサイトやまとめに取り上げられました.エヴァの話や,電王戦の話は,そりゃ当然盛り上がるだろうとは思っていたのですが,生主とひろゆきさんの座談会形式の話では,現在のニコ生の状況,ニコ動とYoutubeの違い,「主」から見るニコニコについて,とても興味深い話がたくさんありました.政治・憲法の議論では,後ろから現地コメを投げる人が多く,その多くが煽りのようなコメで,これってどうなんだろうと思いながらも,そういうのも議論の持つ一つの性格なのかなぁと思います.わかりにくいので言い換えますと,コメントの様子と議論の質はセットであって,議論によってコメントが生まれ,コメントによっても議論が生まれる,だから議論とコメントの性格は切っても切り離せないということです.(分かりやすくなっていない)
ネットに公開した上で対談するというのは,ニコ生の得意分野で,多くの誘発する面白い事象を生みましたが,そこにさらに観客がオープンな状態でいる,というのが,僕は非常に新しいメディアであると思いました.そのリアルな場に集まっている人をどう活かすかは,まだ発展途上のようでしたが,使い方を考えれば,(特に,もうちょっと議論に「間」をとることができれば)非常に新しいコンテンツになりうるのではないか,と思います.
そういう意味で,ミニブースは,ユーザーと主の物理的距離が非常に近く(近くないと聞こえなかった)面白いというよりも,一体感が強かったです.議論,と言うよりは,どちらかと言うと居酒屋のような感じで,実際焼き鳥か何か出したら面白そうでした(笑)ユーザーとのコミュニケーションが上手く取れなかった主さんもいましたが,上手にとれていた主さんのブースは非常に盛り上がっていたように思います.後ろのいろいろ貼れるスペースをもう少し上手に使えれば良かったかなぁ….あとは,メインブースが終わった後のお客さんを,上手にミニブースに誘うことができればと思いました.これからもやりがいのありそうなブースのように思います.

14.超踊ってみた

お立ち台を分かりやすく色分けしてたのが非常に新鮮でした.踊ってみたは,正直,HIPHOPバトルのように前で人が踊ってそれを観客が煽るだけの,わからない人にとってはあんまりおもしろくない所だな,という印象が強かったのですが,今回の超踊ってみたは,客も踊る,むしろ客が主役で踊っているかのような印象でした.僕も現地のオレンジ色のゾーン(確か一番下)でステージに合わせて踊りましたが,踊りが上手下手よりも,盛り上がればいいという感じで,なんとなく踊っても楽しかったな,という印象です.

15.ニコニコ町会議

一角だけ,異様にお祭りみたいな雰囲気で,何かくるくる回っていましたが,まさか人力でメリーゴーラウンドをしているとは….少し馬鹿っぽいと一瞬思ってしまいましたが,お客さんはすごい笑顔で,なんだか面白いブースだなと思いました.もう少しちゃんと見てみたかった.

16.超演奏してみた

普通の楽器による演奏もすっごいノレて,ずっとノリながら聞いていたのですが,ものさしやトロンボーンみたいな笛や,色んな異色の楽器による演奏も面白く,それで会場に集まってきた人も多いようでした.とにかくすごいノレました.事務員Gさんの顔を初めて見ましたが,思っていたより温厚でした.

17.超運動場

フラっとしか見ていませんが,FIFA15を22人でプレーしていて,なんかすげーって思いました.実況が割りとガチで,オーディエンスも沸いていました

18.ニコニコ超音楽祭,超ゲームエリア

時間が無くて見れませんでしたが,時間と体力的余裕があれば,ずっと居たかった!!!


掲示物に対する印象

会場内には多くの掲示物があり,手書きのものも多く,文化祭っぽさがでて親近感がありました.フォントについて少し言及しておきます.
今回の掲示物や出版物で,「ニコモ」が多く使われていた印象があります.

ニコモジ→ニコニコフォント作ってみた - 無料ダウンロード可

物販のサイネージであったり,超階段で配られていたシールなど多くのニコモジがありました.個人的にはこの文字を作った方はどう思っているのだろうか?という印象です.こんなに公式イベントで使われているなら,多少公式アナウンスをしても良かったのではないかな?と感じました.う〜ん,いいのか悪いのか,自分には分かりません.別に問題だとは思いませんが,公式がこんなにフリーフォントを使っちゃって良いのだろうか…?使っちゃったとして,アナウンスする必要はあるのかどうなのか?悪くつっかかり過ぎかな…?どちらにせよ,ニコモジの製作者にいつかインタビューしてみたいなぁと思いました.

(ちなみに,ニコモジは,ニコニコのフォントに完璧に似せるというよりも,フォントとして安定して組めるように多少公式からの変更があって,すごいバランスを整えてあるフォントだなぁと感心してしましました.)

 

オフパコについても書こうと思いましたが,書きすぎて疲れましたので,また次の機会に.

 

来場者の皆様,出演者の皆様,企業の皆様,運営の皆さん,本当にお疲れ様です.本当に,本当にお疲れ様です.

とにかく,来年は運営側です.来年で目一杯楽しむこと,楽しませることを,僕個人として,最大限の配慮をしたうえでの超会議にしていきたい!

内定承諾書を出しました

昨日封筒が家に届いていて,採用内定通知書が届いていました.

速攻で内定承諾書を書き,返信しました.

 

ただ,本当にこの会社に入るんだなぁと思うと,結構重みを感じますね.

他の内定者の方々,特にデザイナー職採用の方々は全く存じ上げないのですが,一緒にいいものを作っていきたいなぁと思いつつ,(多分)1getの新卒デザイナーとして,入社してからも,先陣を切るような存在でありたいと思います.

 

近況報告として,大学では研究室が決まりました.現在は可微分多様体をやっていますが,なかなかそう上手くは行きません.ですが,楽しいことは楽しいので,ゆっくりやっていけたらと思います.

 

大学生活も残り1年になり,比較的自由に使える時間もどんどん減りつつあります.大きなことをやりたいとも思うのですが,大きなことは入社してからいくらでもやる気がするので,まだいいかな.

デザイナーとしての勉強もしないといけない気がしますが,それだけするのもすごくもったいない気がするので,やりたいと思わない限り,少し控えようかなと.

 

今は,流れるままに好きなことをトコトンやろうかなと思っています.

そんなわけで,現在はサークルのサーバーが古くなってしまったので,新しく立てていて,CentOSApacheやBINDと格闘中です.他にもArduinoを久々に始めたり,お菓子神社を作ってみたり,ラズパイを少しやっては飽きたり,Kinectを触るだけ触ったり….いままでやりたかったことをかじるだけかじりたいなぁと思います.(食べきるということではない)

 

オフラインでは,少し旅行をすることを覚えようかなぁと思っています.基本的に引きこもりなので,休日も平日も長期休みも家か研究室か,サークルの作業場にしかいないのですが,京都に行ったり,北海道に行ったり,どこかしら旅行に行くことを覚えなければと思っています.

 

 

 

あんまりこの記事面白くない

 

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