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north-memo

数学できない方の数学科のブログ、一応デザイナー…なのか…?

ニコナレで興味深いご指摘があったので,さしあたりお礼と返事をば・・・.

当然ですが,この記事は非公式で個人の見解と妄想です!!何とぞご了承を!! niconare.nicovideo.jp

このニコナレを興味深く拝見させていただきました.まず,本筋の話に対してお褒め頂いたりして非常に嬉しく思います.ありがとうございます!
ご指摘であれど,興味を持って頂けてここまで反応してくださるのは本当に嬉しいことです.
コメントでも一応言及しましたが,コメントだけでは言及しきれないと感じましたので,一応ブログで書くことにしました.

さて,ご指摘の件ですが,結論としては「僕にはまだ分からない」というところに行き着きました.その話を今からしたいと思います.

また、最初に書いた、明朝体を使う際になんとなくリュウミンを使うといった現象があります。これは、リュウミン自体の一文字一文字が正方形に収まるようにできており(金属活字がルーツであるからだと思います)、さらに「筆の運び」で分類すると、真ん中より少し右側ぐらいの位置になるため、印象としてもバランスよく広い範囲をカバーするためだと考えられます。

まず,このニコナレで予想されていましたとおり,僕の「リュウミンが正方形」という話は,主に仮想ボディの話でした.もう少し突っ込んでおくとリュウミンは正方形で組んでも「違和感がない」という感じです(僕の記事内では確かに全く読み取れません…すいません…だいたい根が深い問題をさらっと書こうとしてしまったことに原因が有ります).
補足として,字面の話で言いますと,基本的にはオールドフェイスの書体よりもモダンフェイスの方が字面が正方形に近いです.ですから,比較的オールドなリュウミンより,比較的モダンな平成明朝や,例えば小塚明朝なども正方形に近いものになるはずです.

話は戻りますが,

リュウミン自体の一文字一文字が正方形に収まるようにできており(金属活字がルーツであるからだと思います)

というところで「正方形だからよく使われるわけではないだろう」というご指摘(だと読み取りました.読み違えたらすいません)ですが,「正方形におさまる」 というのは,リュウミンが万能だと考えられる必要条件に過ぎない(つまり.仮想ボディにしろ,字面にしろ正方形であることは,あくまで万能になる「一因」であり,正方形の書体であれば万能である訳ではない)ということです.その意図だけは伝えられればと思います.

僕の書き方が悪く,うまく汲み取られていなかったようで,これからもっと伝わるように書けるよう精進します!!

さて,次にリュウミンがどうしてよく使われるか,ですが,このプレゼンでは「歴史的な背景」,歴史というのはデジタルフォントが導入し始めた頃に,中ゴとリュウミンが導入された,そのため慣習的に使われたことが原因である,ということですが,これはもしかしたら正しいかも知れませんが,僕にはまだ良くわかりません.
と,言いますのも,理由は三つほどありまして

  • ということは,現在中ゴもよく使われているはずであるが,リュウミンほど使われてはいない(これは,中ゴのデザイン上の問題も絡んでいるのかも)
  • 僕のデザインの経験上,リュウミンは,確かに他の明朝体より何故か「きっちりハマってくれる」ように感じる.
    • 多くのデザイナーでそうかは分からない.
  • 歴史的な背景が絡んでいるのかはデザイナー歴が短いので僕個人にはうまく入ってこない

ですから,もしかしたら正しいかも知れないが,僕にはわからない,という結論に至りました.

よって,これから検証するとすれば

  • 歴史的な背景だとすれば,これから「デザイナー歴を積めば,」何かしらの理由が分かるのではないか
  • 歴史的な背景だとすれば,「これからの」書体の流行の変遷で,何かしらの理由が分かるのではないか
  • 文字の形状由来の問題だとすれば,「もう少し多くの事例を集めて見て」「リュウミンを使うのとそうでないものについての理由を探り」説明できれば良いのではないか
  • 文字の形状由来の問題だとすれば,リュウミンとそれ以外の明朝体についてもう少し定点観測する必要があるかも??

といった検証手段が考えられます.

しかし,どれも「時間がかかる」ものですので,この議題は一旦頭のスミに置いておきまして,これからのデザイナーとしての人生の中で発見していければと思います.すみませんが,そんなところで,一旦お許しください!!